「サイボウズ Office」をアップデート、ストック型情報共有機能を強化

2015年4月13日 20:18

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トップページでのグラフ画面イメージ(画像:サイボウズ発表資料より)

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  • アイコンビュー画面イメージ(画像:サイボウズ発表資料より)
  • ファイルアップロード画面イメージ(画像:サイボウズ発表資料より)

 サイボウズは13日、クラウド版およびパッケージ版「サイボウズ Office」の最新バージョン「サイボウズ Office 10.3」の提供を発表した。

 新バージョンは、ストック情報も活用しやすいグループウェアを目指し、「ファイル管理」や簡易データベースである「カスタムアプリ」を中心に機能が強化されている。

 現在「サイボウズOffice」の利用ユーザーは、スケジュール機能や掲示板機能でのフロー型の情報共有にとどまらず、ファイル管理やカスタムアプリも活用し、ストック型の情報共有もグループウェア上で行なっていることがわかった。そこで同社は、こうした製品利用の変化に対応し、グループウェア上に蓄積したデータを、効果的に活用できる機能を強化しストック型の情報共有ができるようアップデートした。

 主な新機能は、今まで横棒でのみ表示が可能だったグラフの表示パターンを、「横棒グラフ/縦棒グラフ/面グラフ」(集合/積み上げ/100%積み上げ)「折れ線グラフ」「円グラフ」「集計表/クロス集計表」と7種類に拡張されたこと。

 また、ファイル管理の一覧・詳細画面に、アイコン表示が搭載されたこと。これにより、PDFやテキスト形式など、一定の種類のファイルは専用のアイコンで、画像ファイルはサムネイルでの表示やファイルのプレビュー表示も搭載され、ファイルをダウンロードせずに中身を確認できるようになった。

 および、ファイルの一覧画面内で、ドラッグアンドドロップでファイルのアップロードや「ファイルの追加」画面内でもファイルを複数選択し、アップロードできるようになったことである。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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