日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は243円高、三菱UFJなどが堅調

2015年4月2日 09:36

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記事提供元:フィスコ


*09:40JST 日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は243円高、三菱UFJなどが堅調

【日経平均は243円高、三菱UFJなどが堅調】

9時36分現在の日経平均株価は、19278.15円(前日比+243.31円)で推移。日経平均は反発で始まった。1日の米国市場では、3月ADP雇用統計やISM製造業景況指数が市場予想を下回ったことから、終日軟調な展開。一方で、日経平均は前日までの調整で一時19000円を割り込んだこともあり、シカゴ先物にさや寄せする格好での自律反発から始まっている。

セクターでは保険、陸運、倉庫運輸、サービス、ゴム製品、機械、卸売、情報通信、不動産などが堅調。半面、鉄鋼、空運、鉱業、精密機器、その他製品が小安く始まっている。売買代金上位ではトヨタ<7203>、三菱UFJ<8306>、OLC<4661>、三井住友<8316>、ソフトバンク<9984>、キヤノン<7751>、ソニー<6758>、ファナック<6954>、日本電産<6594>、キーエンス<6861>が堅調。一方でオリンパス<7733>、JAL<9201>、デンソー<6902>、新日鉄住金<5401>が冴えない。

【ドル・円は119円72銭付近、現時点で株高は特に意識されず】

ドル・円は119円72銭付近で推移。日経平均株価は大幅反発となっているが、米国株安を意識してリスク選好的な円売りは特に確認されていないようだ。ただし、米労働市場の改善に対する市場の期待は失われていないことから、日経平均株価の反発・上昇が円売りを促す可能性はあるとの声が聞かれている。

■今後のポイント

・米国株安を意識してドルは上げ渋り
・日経平均株価の反発を意識して円売り増加の可能性

9時36分時点のドル・円は119円72銭、ユーロ・円は128円75銭、ポンド・円は177円42銭、豪ドル・円は90円72銭で推移している。《KO》

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