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ヘビ毒の万能解毒剤を発見か?
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 サンノゼ州立大学の研究チームは、北米に生息する有袋類オポッサム(フクロネズミ)の血液中に含まれるペプチドに、ヘビ毒を中和させる効果があることを突き止めたそうだ。1つのペプチドが複数のヘビの毒に効くことは本当に革命的な事件だという(ナショナルジオグラフィックス)。
マウスを使った実験では、米国に生息するニシダイヤガラガラヘビ(学名:Crotalus atrox)とインドのラッセルクサリヘビ(学名:Daboia russelii)の毒を無毒化させることに成功したとのこと。
世界保健機関によると、1年間で約9万4000人がヘビに咬まれて死亡しているという。治療薬としての血清は高価で、ヘビの種類によって必要な血清もそれぞれ異なるため、どんなヘビ毒にも効く万能な解毒剤が登場すればその影響は大きい。しかし、今回発見されたオポッサムのペプチドがすべてのヘビに有効かどうかはまだ不明だとしている。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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