旭化成ケミカルズ、メキシコに樹脂コンパウンド会社を設立

2015年3月29日 10:13

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 旭化成ケミカルズは27日、アメリカ子会社の旭化成プラスチックスノースアメリカが、メキシコに樹脂コンパウンド事業を行う会社「Asahi Kasei Plastics Mexico Inc.」(旭化成プラスチックスメキシコ、仮称)を6月に設立すると発表した。営業開始は9月。

 新会社は、メキシコ・ケレタロ州ケレタロに本社を置き、旭化成プラスチックスノースアメリカと旭化成プラスチックスアメリカが共同で出資する。新会社では、ポリプロピレン、ポリアミドを中心とした機能樹脂コンパウンド品の販売や技術をサポートする。

 樹脂コンパウンドは、合成樹脂にガラス繊維や難燃剤などの添加剤を含めた製品。同社では、自動車関連メーカーの進出が相次ぎ、機能樹脂コンパウンド品の需要拡大が見込まれるメキシコで、ニーズに応えた販売や技術のサポートなどの体制を構築したいとしている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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