ティム・クック、全財産を慈善事業に寄付する計画

2015年3月28日 20:53

印刷

記事提供元:スラド

AppleのCEO、ティム・クック氏がFortune誌に対し、全財産を慈善事業に寄付する計画を明らかにしたそうだ(Fortuneの記事Reutersの記事)。

計画をすぐに実行に移すというわけではなく、10歳の甥に大学を卒業させた後になるとのこと。記事によれば、クック氏はおよそ1億2千万ドル分のApple株を保有しており、すべて支給されれば6億6千5百万ドル相当になる制限付き株式の権利もある。そのため、甥の学費を払っても、多額の財産が寄付されることになるものとみられる。既にクック氏は寄付を始めているそうだが、単に小切手を切るだけでなく、慈善活動に対する体系だったアプローチの開発に時間をとることを計画しているという。クック氏にとって世界を変えることは、金を稼ぐよりも常にAppleの重要な課題となっているとのことだ。 スラッシュドットのコメントを読む | アップルセクション | アップル | お金

 関連ストーリー:
ティム・クック曰く、私は自分がゲイであることを誇りに思う 2014年11月01日
Appleが発表した従業員の多様性リポート、男性が70%、白人が55% 2014年08月16日
ティム・クック曰く、利益だけを追求する投資家は不要 2014年03月02日
ビル・ゲイツ、ジョブズを語る 2013年05月16日
アップルのティム・クックCEO、60億円の配当受け取りを辞退 2012年05月30日
Appleの「自社株買い」は社員流出防止が目的? 2012年03月23日
ハッカー集団、米民間調査機関から盗んだクレジットカード情報で慈善団体に寄付をする 2011年12月28日
アップル従業員、労働組合を立ち上げようと呼びかける 2011年06月14日
孫正義氏、個人で 100 億円を寄付。さらに引退までの役員報酬全額も。 2011年04月04日
アップルはスティーブ・ジョブズがいなくてもやっていける? 2011年02月27日
ゲイツ氏ら、資産の半分以上を慈善事業に寄付すると宣言 2010年08月09日
世界2位の富豪バフェット氏、ゲイツ基金に300億ドル寄付 2006年06月27日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事