積水ハウス、宮城県でマイクログリッドの「東松島スマート防災エコタウン」を建設

2015年3月8日 19:14

印刷

積水ハウスは、宮城県東松島市にマイクログリッドによる電力供給を採用した「東松島スマート防災エコタウン」を建設する(写真:積水ハウスの発表資料より)

積水ハウスは、宮城県東松島市にマイクログリッドによる電力供給を採用した「東松島スマート防災エコタウン」を建設する(写真:積水ハウスの発表資料より)[写真拡大]

  • 積水ハウスは、宮城県東松島市にマイクログリッドによる電力供給を採用した「東松島スマート防災エコタウン」を建設する(写真:積水ハウスの発表資料より)
  • 「東松島スマート防災エコタウン」の電⼒供給の考え方と非常時のレベル別給電イメージ(写真:積水ハウスの発表資料より)

 積水ハウスは6日、宮城県東松島市にマイクログリッドによる電力供給を採用した「東松島スマート防災エコタウン」(8月入居予定)を建設すると発表した。同社によると敷地を越えてエネルギーを相互融通する事例は日本で初めてだという。

 「東松島スマートエコタウン」は、東松島市が事業主、積水ハウスが建物の設計・施工主として、現在、東松島市柳の目北地区に整備しているもので、地区内で電気を発電し、災害公営住宅85戸(戸建住宅70戸、集合住宅15戸、計画人口247人)と病院、公共施設に発電した電力を供給する。

 電源は、太陽光発電470kW、蓄電池500kWh、非常用バイオディーゼル発電機500kWhで構成される。太陽光発電の利用により、二酸化炭素排出量を年間256t削減できるという。

 電力は、昼間は太陽光発電の電力で利用し、余った電力は蓄電池に充電する。夜間は、蓄電池に充電した電力を利用する。また、不足する電力は東松島市内の低炭素型電源から既存電力網を利用して供給される。非常時には、太陽光発電を蓄電池を使って安定化させ、バイオデバイオディーゼル発電機と組み合わせることで、3日間は通常の電力供給が可能だという。また、長期的な停電時にも、電力供給先を病院や集会所などに絞り、病院に設置された自家発電設備を利用することで、最低限の電力供給が行えるという。

 なお、本事業は、環境省の「自立・分散型低炭素エネルギー社会構築推進事業」の補助金を受けている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

関連記事