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米国株見通し:雇用統計が予想通りならば、NYダウ続伸の可能性
記事提供元:フィスコ
*20:40JST 米国株見通し:雇用統計が予想通りならば、NYダウ続伸の可能性
6日のNYダウはもみあいか。 5日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は38.82ドル高の18135.72、ナスダックは15.67ポイント高の4982.81で取引終了。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が、ユーロ圏諸国の国債購入などの量的緩和策実施を表明したことを受けて欧州株が全面高となり、米国株も連れ高となった。
6日の取引では、2月雇用統計内容を見極める展開となる。予想通りならば、労働市場の穏やか改善が続いているとの見方が広がり、NYダウなどは続伸の可能性が高い。ただし平均時給の伸びが市場予想の+0.2%を下回った場合、NYダウの上値は重くなりそうだ。なお、2月雇用統計が予想通りだった場合、利上げ開始時期は6月との見方が広がりそうだが、株式市場は6月利上げを歓迎しているのかどうか、何とも言えない。
目先におけるNYダウの下値目処は18000ドル近辺、上値目処は18250ドル近辺か。《FA》
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