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ミスタードーナツ、ドーナツ14品目を値上げ
去年の冬ごろからコンビニエンスストアの店頭で販売されるようになってからというもの、ドーナツがパンケーキに代わる新しい「人気スイーツ」として注目されている。もちろんこうしたブームはその都度その都度続々と現れてくるもので、ドーナツだけでなく(スイーツではないものの)ポップコーンも「次に来るブーム」として大きく取り上げられている。
こうした「次に来るブーム」がすべて後々まで残るかは疑問だが、コンビニエンスストアの店頭で販売されるドーナツについては、「コンビニコーヒー」に続き定着する可能性もあるように思う。コーヒー、ドーナツと、ますます「カフェ化」が進行するコンビニエンスストアだが、やはりそうしてドーナツが販売されることで最も影響を受けるのは、従来のドーナツ屋ではないだろうか。こうして今後、コンビニエンスストアにお客が取られる可能性が高まりつつあるなか、ドーナツチェーン「ミスタードーナツ」を運営するダスキン<4665>は4日、「ミスタードーナツ」で販売するドーナツ・パイ48品目のうち、ドーナツ14品目を4月1日より値上げするとの発表を行った。
値上げされるのは主力商品の「ポン・デ・リング」などで、「ポン・デ・リング」がこれまでよりも11円値上がりして140円(税込)、「ハニーディップ」がこれまでよりも11円値上がりして129円(税込)、「チョコレート」がこれまでよりも10円値上がりして118円(税込)となる。
ダスキンは今回の値上げについて、円安の影響により小麦粉や食用油などの原材料の調達コストが上昇していることなどを挙げている。またこうして「ミスタードーナツ」が値上げを行うのは2013年12月以来で、今回の値上げは前回、価格を据え置いた商品が対象となっている。
あわせてダスキンは、人件費や地代が上昇していることを理由に、4月上旬より発売される新商品の価格を東京都や神奈川県の計200店舗で、他地域よりも税込み20円高くするとしている。
コンビニエンスストアで販売されるドーナツの人気が高まるなか、こうした値上げがどう影響するのか?4月1日以降の動向に注目したい。(編集担当:滝川幸平)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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