富士通とパナソニックのシステムLSI統合会社「ソシオネクスト」が事業開始

2015年3月2日 23:16

印刷

 富士通、パナソニック、日本政策投資銀行(DBJ)の3社は2日、富士通子会社の富士通セミコンダクターとパナソニック両社のシステムLSI事業の統合会社「ソシオネクスト」(http://www.socionext.com/jp/)の事業を同日から開始したと発表した。

 同社は、DBJの出資を受け、富士通グループで半導体事業を手掛ける富士通セミコンダクターのシステムLSI事業とパナソニックのシステムLSI事業を統合するファブレス形態の会社として、昨年7月31日付けで会社設立の契約が締結されていた。

 新会社の「ソシオネクスト」は資本金302億円で、富士通とDBJがそれぞれ40%ずつ、パナソニックが20%出資する。従業員数は約2,600名。本社は横浜市港北区新横浜に置く。システムLSIおよびそれを中心とする製品・サービスの設計、開発および販売を手掛けるとしている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

関連記事