《新興市場銘柄ダイジェスト》:カヤックが大幅続伸、日本通信は反発

2015年2月27日 15:49

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記事提供元:フィスコ


*15:49JST 《新興市場銘柄ダイジェスト》:カヤックが大幅続伸、日本通信は反発

カヤック<3904>:2880円(前日比+254円)
大幅続伸。サイバーエージ<4751>がプレスリリースにて、同社子会社のAMoAdとカヤックがネイティブ広告マーケティングにおいて事業提携すると発表。AMoAdがカヤックの運営するスマートフォンゲームコミュニティ「Lobi」へネイティブ広告の提供を3月上旬より開始する。なお、引き続きソーシャルゲーム「ぼくらの甲子園!ポケット」への期待感も強く、後場に入りカヤックの株価は上げ幅を拡大する展開に。

日本通信<9424>:575円(同±0円)
変わらず。VAIOスマートフォンを3月12日に発表するとリリースしている。同社とVAIO社は昨年12月、通信とハードウェアを組み合わせたソリューションに必要なモバイル機器に関して協業することで合意したが、VAIOスマートフォンは協業成果の第1弾との位置付け。一時598円まで上昇したものの、買い一巡後は戻り売りに押される格好に。

モジュレ<3043>:937円(同+150円)
ストップ高。主要顧客と新たに契約期間9年・契約金額約20億円の長期大型サービス契約を締結したため、ITサービス提供に必要な機器などを取得すると発表している。取得価額はIBM社製サーバー及びその他諸費用で約11.65億円となる。大型受注が好感され買いが先行している。

フジトミ<8740>:349円(同+80円)
ストップ高。HIGH END社が実施する第三者割当増資を引受け、関連会社にすると発表している。所有割合は30%となる。HIGH END社が取扱う大型LED照明は従来の水銀灯に比べ節電効果が高く、20年に水銀使用製品の製造が原則禁止される予定であることから、大型施設で使用されている水銀灯からの置き換えが進むと見込んでいる。また、両社の顧客基盤、事業基盤を活用することでシナジー効果を追求する。

ファンドクリG<3266>:291円(同+19円)
大幅反発。太陽光発電ファンドの「熊本明徳ソーラーファンド」が完売し、払込が完了したと発表している。募集総額は6億円。25日には「栃木益子ソーラーファンド」完売の発表を受け株価は反発していたが、本日は改めて買いを集めている。なお、連結孫会社の有限会社ヘラクレス・プロパティーが、都内の販売用不動産を取得すると併せて発表している。《KO》

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