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パーク24とトヨタ、都内で一人乗りEVのシェアリングサービス実証実験
パーク24とトヨタ自動車は、シェアリングサービスの実証実験「タイムズ カープラス トヨタi-ROADドライブ」を東京都心部を中心に実施する。写真は、実験に使われるトヨタのパーソナルモビリティ「TOYOTA i-ROAD」(写真提供:トヨタ自動車)[写真拡大]
パーク24とトヨタは25日、パーク24が展開する24時間いつでも必要な時間だけクルマが利用できる「タイムズカープラス」のサービスと、トヨタが豊田市で実証運用する都市交通システム「Ha:mo(ハーモ)」で活用しているシステム、1人乗り電気自動車(EV)「i-ROAD」を組み合わせたシェアリングサービスの実証実験を「タイムズ カープラス トヨタi-ROADドライブ」として、4月10日から当面9月末までの約6カ月間にわたり東京都心部を中心に実施すると発表した。
今回の実証実験では、商業施設や観光スポット等への移動を中心とする利用の状況や利用者の声をもとにサービスの有用性を検証する。パーク24が管理するタイムズステーション有楽町イトシアで「i-ROAD」を借りて走行した後、東京タワーや浅草、お台場パレットタウン、東京ドームシティ等の計5カ所に返却可能なワンウェイ型とする。
「タイムズカープラス」の法人会員および独自のポイントサービス「TCPプログラム」のステージ2以上の個人会員が利用できる。同会員向けウェブ予約画面から「i-ROAD」の空き状況を検索・予約ができ、初回乗車時のみ事前講習がある。料金は15分412円で、最大2時間30分まで利用することができる。
パーク24は、快適なクルマ社会の実現に向け、国内最大規模の駐車場ネットワークを活用しカーシェアリングサービス「タイムズカープラス」を展開。コンパクト車から輸入車、ワンボックス車までバラエティ豊かな車種を貸出車両としてラインアップし、会員数は43万人にのぼる。
一方トヨタは、2012年10月より、交通渋滞の緩和、大気汚染の解消など人にも街にも社会にも優しい移動の実現をめざし、クルマなどパーソナルな乗り物と公共交通機関を連携させる交通サポートシステム「Ha:mo(ハーモ)」の実証運用を豊田市周辺の主要駅や公共施設等にステーションを設置し実施している。
今回、公共交通機関が発達する大都市東京に「Ha:mo(ハーモ)」の一部を試行的に導入して利用者ニーズの検証のほか、パーソナルモビリティの都心部での使い勝手や利用者の行動パターンの変化など、軽快で楽しく新感覚な走りを実現した新しいモビリティの適性を検証する。
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