JSOLとNTTドコモ、営農モデルで連携 全国4000カ所に環境センサーを設置

2015年2月24日 13:45

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アメダス+環境センサーネットワーク(ESN)による観測(JSOLの発表資料より)

アメダス+環境センサーネットワーク(ESN)による観測(JSOLの発表資料より)[写真拡大]

 JSOLとNTTドコモは23日、営農モデルの高度化に向けての取り組みを開始すると発表した。JSOLが開発した農業生産者向け収穫予測モデルとNTTドコモの提供する環境センサーネットワークの連携を行う。JSOLは全国4,000カ所に設置されたNTTドコモの環境センサーを活用したデータ収集を開始する。

 JSOLの収穫予測モデルとドコモの環境センサーネットワークの連携をすることで、より高精度な収穫期、収穫量の予測結果を返すことが可能となる。これにより、農業経営者は、需要変動に合わせた出荷計画の調整や、収穫見通しに合わせた適切な人員配置ができ、より高度な「収穫予測にもとづく経営判断」が実現可能となるとしている。

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