ドコモ、LTE-Advancedで最大225Mbpsの高速通信が可能なWi-Fiルーターを発表

2015年2月17日 21:48

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LTE-Advancedに対応し最大225Mbpsの高速通信を実現したコンパクトサイズのモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION HW-02G」(写真:NTTドコモの発表資料より)

LTE-Advancedに対応し最大225Mbpsの高速通信を実現したコンパクトサイズのモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION HW-02G」(写真:NTTドコモの発表資料より)[写真拡大]

 NTTドコモは16日、LTE-Advancedに対応し最大225Mbpsの高速通信を実現したコンパクトサイズのモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION HW-02G」の発売を発表した。発売日は18日。なお、LTE-Advancedのサービス提供予定は3月で、それまでの通信速度は受信時で最大150Mbpsとなる。

 新製品の主な特徴は、「LTE-Advanced対応」、「クレードル利用で簡単に高出力Wi-Fiの利用が可能」、および「使いやすくてシンプルな操作性」である。

 「LTE-Advanced対応」に対応したことで、最大225Mbpsの高速通信を実現。高画質な動画もブラウジングも従来より快適に楽しめる。BWAやADSL回線のスループットをこえたスピードを実現し、固定回線の代替としても活用できる。

 クアッドバンドLTE対応で都心から郊外まで広いエリアで安定した通信が利用できるほか、屋内でも快適に通信することが可能な800MHzプラチナバンドにも対応。さらに、Wi-Fi規格IEEE802.11acに対応で、自宅でも外出先でも高速スピードを実現。電波干渉の少ない5GHzにも対応しているため、高速通信を安定して利用できる。

 同梱されているクレードルにはイーサネットポートが搭載されているので、LANケーブル経由で通信することも可能。クレードルにセットすると自動的に高出力Wi-Fi送信に切り替わり、広範囲で利用可能になるという。

 そして、スリープ状態になってもスマートフォンからBluetoothを利用して遠隔解除ができるので、本体をカバンやポケットから取り出す必要がない。

 本体には2.4インチのQVGAの静電式カラータッチパネルを搭載。シンプルなユーザインタフェースで本体の操作性が向上し、SSID、パスワードなど設定の確認や変更もしやすい「使いやすくてシンプル操作性」を実現している。2400mAhバッテリーを搭載し、LTE-Advanced使用時でも8時間の連続通信が可能で外出時でも安心して使用できる。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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