マイクロソフト、Android向けOfficeを正式版に Outlookも公開

2015年2月1日 18:15

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Android向けOfficeが「プレビュー版」から正式版になった。

Android向けOfficeが「プレビュー版」から正式版になった。[写真拡大]

 マイクロソフトはアメリカ現地時間の29日、Android向けOfficeが「プレビュー版」ではなくなったこと、および多くのユーザーから強い要望があったというiOS向けOutlook、およびプレビュー版のAndroid向けOutlookを新たに公開したと発表した。

 現在、Androidタブレット向けのWord、Excel、およびPowerPointはGoogle Playストアから無料でダウンロードでき、ファイルの作成や印刷、一般的な編集機能が利用できる。ただし、プレミアム機能を使用するにはOffice 365サブスクリプションへのサインアップが必要である。

 ビジネスユーザーは、ビジネス用のOffice 365サブスクリプションでログインすると AndroidタブレットでOfficeが利用できる。また、Android向けOneNoteも同様である。

 今回リリースされたOutlookでは、スマートフォンやタブレットでも、PCで操作する場合と同様に、効率よく仕事用とプライベートの電子メールを管理できるようになった。また、電子メールを管理する方法は、ユーザーによってさまざまであるため、Outlookではスワイプなどの操作をカスタマイズしてユーザーの好みに変更できる。

 電子メールのほかにも、今回の Outlookアプリに統合されている予定表では、タップ1回で会議のスケジュールを決定したり、他のユーザーとスケジュールを共有したりできる。また、新しいOutlookは、Office 365、Exchange、Outlook.com、Yahoo!メール、Gmail、およびその他の主要電子メールと連携できる。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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