SIMのPINロックで不正利用による高額請求やワンタイムパスワードの盗聴を防ぐ

2015年1月31日 23:30

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記事提供元:Smart Hacks

携帯を紛失または盗難された時に、一番損害が大きくなる可能性があるのがSIMの不正利用です。

携帯を紛失または盗難された時に、一番損害が大きくなる可能性があるのがSIMの不正利用です。[写真拡大]

 携帯を紛失または盗難された時に、一番損害が大きくなる可能性があるのがSIMの不正利用です。第三者が自分のSIMを手に入れた時に、SIMを別の端末に差し替えるだけでそのまま通信ができてしまうため、海外で利用された場合、思わぬ高額請求やセキュリティの問題が発生する可能性があります。

■ワンタイムパスワードが盗聴できてしまう

 二要素認証でのワンタイムパスワードをSMSで受け取っている人も多いと思うのですが、SIMを別の端末に差し替えられただけで第三者が自分のSMSを盗聴することができてしまうため、二要素認証が意味を持たなくなるケースが起こりえます。

■SIMのPINロックで不正利用による高額請求やワンタイムパスワードの盗聴を防ぐ

 これらの問題は、SIMをPINロックすることで防ぐことができます。

 SIMをPINロックすると、携帯を再起動した場合(スリープではロックされません)に、PINコードを入力するまでSIMが利用できない状態になります。

 iPhone・iPadについては、下記アドレスのページにて、設定方法が記載されています。Androidの場合は、それぞれの機種の説明書をご参考ください。

iOS:SIM PIN について
http://support.apple.com/kb/HT1316?viewlocale=ja_JP&locale=en_US

 また、各社デフォルトのSIM PINコードは、以下のとおりです。

 docomo: 0000
 au: 1234
 SoftBank: 9999

※この記事は「Smart Hacks」の提供です。

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