28日のNY市場は下落

2015年1月29日 07:22

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記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;17191.37;-195.84Nasdaq;4637.99;-43.50CME225;17525;-325(大証比)

[NY市場データ]

 28日のNY市場は下落。ダウ平均は195.84ドル安の17191.37、ナスダックは43.50ポイント安の4637.99で取引を終了した。主要ハイテク企業に好調な決算が相次いだことで買いが先行したものの、NY原油先物が1バーレル44ドル台と2009年3月以来の安値となったことで引けにかけて下落する展開となった。連邦公開市場委員会(FOMC)の声明では、金融政策の正常化開始には「忍耐強い」アプローチが必要との姿勢が表明されたものの、長期債利回りが一段と低下するなど世界的な景気の先行き懸念が根強く、株価を押し上げるには至らなかった。セクター別では、テクノロジー・ハード・機器を除いて全面安となっており、エネルギーや銀行の下落が目立った。
 シカゴ日経225先物清算値は大証比325円安の17525円。ADRの日本株は、ルネサス<6723>、富士フイルム<4901>が堅調なほかは、キヤノン<7751>、任天堂<7974>、コマツ<6301>、ソフトバンク<9984>など、対東証比較(1ドル117.52円換算)で全般軟調。《NO》

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