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NEC、タイの自動車部品メーカーにPLMクラウドサービスを提供
NECは27日、タイの自動車部品・工作機械メーカーであるCLP Engineering Co., Ltd.に、PLMクラウドサービス「Obbligato for SaaS(オブリガート フォー サース)」を提供したと発表した。すでに、2013年12月からタイのデータセンターよりサービス提供を開始している。
このサービスの導入によりCLPエンジニアリングは、従来は紙で管理していた部品表や設計図面、仕様書、見積書などのドキュメントをシステム上で一元管理することが可能となり、業務の効率化・高度化が可能となる。
「Obbligato for SaaS」は、日本国内トップシェアであり、グローバル750社以上への導入実績を有するPLMソフトウェア「Obbligatoシリーズ」で培ったノウハウを基に、「製品構成(BOM)管理」「ドキュメント管理」「設計変更情報管理」に関する業務機能を標準定義している。これにより利用者は、PLMに必要な各機能を、パッケージ製品を導入する場合と比較して短期間・安価に利用開始できる。また、利用者によるソフトのバージョンアップやサーバ保守作業などが不要となり、システム運用業務の負荷を低減することで、少ないIT要員でも運用可能だ。
NECは今後も本サービスを、タイに進出する日系製造業や現地の製造業向けに拡販し、2018年度までに100社への導入を目指す。
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