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データロスとダウンタイムによる損失、1社あたり約2億1900万円=EMCジャパン
EMCジャパンは23日、世界のデータ保護に関する最新の調査である「EMC Global Data Protection Index」の結果を発表した。同調査では、過去1年間で、国内企業における1社あたりのデータロスとダウンタイムにより生じた損失が、約2億1900万円に上ることが明らかになった。2012年以降、世界のデータロスは400%の割合で増加しているが、国内の企業・組織の91%(全世界:71%)が、いまだに問題発生後の復旧に自信がないと回答しているという。
国内企業においては、データロスとダウンタイムから生じる1社あたりの損失は約2億1,900万円だった。国内企業のITスタッフで、問題発生後の情報復旧に自信がないと回答した割合は91%だった。新しいテクノロジーへの災害復旧プランがない企業は、全体の約3分の2(66%)で、ビッグデータ、モバイル、ハイブリッド クラウドのテクノロジーのプランを確立している企業は、わずか6%だった。
また、データロスの全体的な発生件数は減少傾向にあるが、一方でデータロス1件につき失われたデータ量は激増している。調査対象の企業中、過去1年間にデータロスまたはダウンタイムを経験した国内企業は48%だった。全世界では64%だった。国内企業において、過去1年間に発生した予定外のダウンタイムは、平均19時間だった。全世界では平均25時間である。
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