名大、温暖化に伴って「スーパー台風」の強度が増大することを明らかに

2015年1月10日 21:32

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 名古屋大学地球水循環研究センターのグループは、地球温暖化に伴い、今世紀末までに最大平均風速が67m/秒を超える「スーパー台風」の強度が増大し、その強度を維持した状態で日本へ到達する可能性があることを明らかにした。

 今世紀後半までに、地球の平均気温は2~3度(最大で4度以上)上昇することが予測されている。これまでの研究では、地球温暖化に伴い強いハリケーンや台風が増加することは予想されているが、台風の最大強度がどの程度になるかは分かっていなかった。

 今回の研究では、気象庁気象研究所が実施した将来機構における全球シミュレーションのデータを用いて、将来発生する最も強い台風の強度推定を行った。その結果、将来発生する最も強い「スーパー台風」は、風速85~90m/秒、中心気圧860hPa程度に達することが明らかになった。さらに、これまで「スーパー台風」が日本に上陸することはなかったが、将来はその強度を維持したまま台風が日本付近まで北上することが示された。

 今後は、本研究成果が、将来の防災対策などに活かされると期待されている。

 なお、この内容は「Geophysical Research Letters」に掲載される。

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