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トヨタ系のアイシンとシロキ、経営統合へ コスト競争の激化に対応
トヨタのグループ会社、アイシン精機とシロキ工業は19日、アイシン精機を完全親会社とする株式交換による経営統合に合意したと発表した。統合実施は2016年4月1日の予定。
パワースライドドアなど、電子制御を加えたシステム商品で世界トップシェアを誇るアイシン精機と、ドアフレームをはじめ自動車用外装部品やシート、ウィンドレギュレータなど機能部品の分野で成長してきたシロキ工業。
今回の経営統合により、開発リソースの効率的な運用を行うことで競争力を強化し、新興国を中心とするコスト競争の激化に対抗していく構えだ。
なお、経営統合後もシロキの社名、本社拠点はそのまま残る。ただし、現在、東証1部と名証1部に上場しているシロキの公開株式は、16年3月29日に上場廃止となる予定だ。(記事:町田光・記事一覧を見る)
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