米株式:「ロシア情勢、原油動向、FOMC声明を見極める展開」

2014年12月17日 19:31

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記事提供元:フィスコ


*19:31JST 米株式:「ロシア情勢、原油動向、FOMC声明を見極める展開」
17日のニューヨーク株式市場は、ロシア情勢、原油価格の動向、連邦公開市場委員会(FOMC)声明を見極める展開となる。

ロシア情勢と連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表が注目される。
連邦公開市場委員会(FOMC)では、声明文の中から「相当な期間」利上げはしないという表現が削除されるという見方がされている。削除されるようだと、早期利上げ観測につながり、嫌気される可能性が高いだろう。
過去の経験則からは、政策変更となればいずれにせよ嫌気する。ただし、米経済が強い表れであり、嫌気売りは一過性とみておきたい。

一方、ロシアは、70億ドル程度の外貨を市場に放出する用意、段階的に実施の予定、と報じられている。しかし、欧州は全般小安く推移しており、こちらも見極めが必要になりそうだ。ルーブルが落ち着くようだと、足元の下げに対する自律反発の動きが意識されやすいだろう。《MY》

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