富士重、「スバル ステラ」を全面改良 軽初の誤後進の抑制機能を搭載

　富士重工業は12日、同社の軽トールワゴン「スバル ステラ」をフルモデルチェンジし、同日より発売すると発表した。

　新型ステラは、先進的で存在感や室内の広さが感じられるフォルムにデザインを一新し、クラスを超えた上質な商品を目指した。走行性能でも大きく進化し、全方位において商品力を大幅に向上させた。基本性能では、軽量高剛性ボディの採用、アンダーボディへの最適な補強やサスペンションの見直しなどにより、操縦安定性、静粛性などを向上させた。

　また、軽自動車初となるAT誤後進抑制制御機能の追加などによる安全性の強化や、大型マルチインフォメーションディスプレイの新採用、リヤ独立シートスライドなど、快適性、利便性も向上させた。

　環境面では、クラストップレベル燃費性能を実現し、全グレードでエコカー減税「免税」適合車となった。ボディカラーは、2トーンカラーも新たに設定し、ステラ12色、ステラカスタム13色を用意した。また、カスタムにはブルーステッチをあしらった本革&ファブリックシートなどをパッケージにしたプレミアムセレクションも設定した。

　メーカー希望小売価格は113万4,000円～171万7,200円(税込)で、月間2,000台の販売を計画している。