森永乳業、アイスクリームを来年3月から最大3割値上げ 減量も

2014年11月22日 20:41

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 森永乳業は21日、アイスクリームの一部製品の価格改定および減量を2015年3月1日出荷分から実施する発表した。8.3~30%の値上げまたは5.6%~7.7%の減量となる。

 同社によると、世界的な食糧需要の増加や経済状況の変動による乳原料、チョコレート、包装資材価格の高騰、エネルギーコストの上昇を企業努力で吸収し切れなくなったため、値上げや減量に踏み切ったという。

 価格改定では、「板チョコモナカ」が100円から10%値上げの130円に、「PARM(パルム) チョコレート」、「ピノ」、「クリスピーナ」が120円から8.3%値上げの130円に、「PARM(パルム) チョコレート(6本入り)」、「PARM(パルム) ストロベリー&ホワイトチョコ(6本入り)」が380円から10.5%値上げの420円になる。

 また、内容量の変更では、「ピノ チョコアソート」が10ml×26粒が7.7%減量の10ml×24粒になる。なお、価格は500円に据え置かれる。

 このほか、「チェリオ バニラ」は120円から8.3%値上げの130円にした上で、内容量を90mLから5.6%減量の85mLになる。

 なお、2015年3月1日からのアイスクリームの値上げは、ロッテアイス、グリコ、森永製菓、明治がすでに実施を発表している。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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