マツダ、タイ国際モーターエキスポで新型「Mazda2」セダンを初公開　

　マツダは21日、今月28日から開催される「タイ国際モーターエキスポ2014」で新型「Mazda2(日本名デミオ)」のセダンを世界初公開すると発表した。新型「Mazda2」セダンは、端正なプロモーションと力強いデザイン、スポーティなインテリア空間を特徴としたコンパクトセダンで、優れた走行性と高い環境安全性を備えているとされている。

　モーターエキスポには、セダンのほか、新型「Mazda2」ハッチバックの一般公開も予定している。セダン、ハッチバックとも同社新開発による小排気量クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D1.5」を搭載している。両車種とも2015年初頭に現地での販売開始を予定している。

　新型「Mazda2」は同社の「SKYACTIV(スカイアクティブ)技術」とデザインテーマである「魂動(こどう)」を採り入れた新世代商品の第4弾と位置づけられている。「スカイアクティブ技術」とデザインテーマの「魂動」は、2012年に登場した「CX-5」に全面的に導入されて以降、その後の新世代商品でさらに進化した。

　新型デミオは、「2014-2015日本カーオブザイヤー」を受賞するなど、その高い性能と価格が国内外で高い評価を得ている。

　「Mazda2」は2010年1月にタイで発売以来、約12万台を販売しており、同国における同社の最量販乗用車となっている。新型「Mazda2」は、タイのエコカー優遇制度(第二期)に認定されており、同社では、新型「Mazda2」の導入により、同国市場でのシェア拡大を目指すことにしている。（記事：南条　誠・記事一覧を見る）