災害時の人命救助活動に役立つサイボーグゴキブリ「biobot」

2014年11月10日 12:54

印刷

記事提供元:スラド

eggy 曰く、 ノースカロライナ州立大学の研究チームが、「biobot」と名付けられたサイボーグゴキブリを開発した。ゴキブリの背中に電子回路を乗せ、ゴキブリをコントロールして災害時の救助活動に活用するという(Slashdot写真付きのAtlanticの記事)。

 このサイボーグゴキブリの背中に乗せられた電子回路にはゴキブリをコントロールするための回路とマイクが搭載されており、音声に反応してゴキブリをその方向に向かわせるという。既存のロボットでは入って行けないような狭い空間に侵入でき、生存者を見つけ出すことを目的としているそうだ。「崩壊された建物の中では、生存者を発見するのに音を頼りにするのが最も有効的」という。

 スラッシュドットのコメントを読む | テクノロジー | ロボット

 関連ストーリー:
セグウェイの技術を取り入れた車いす型のGenny 2.0、つくば市のロボット特区で実証実験 2014年11月09日
DNA折り紙で作った構造体を使い、ゴキブリ体内で論理演算を実行する研究 2014年04月11日
十分に進化したゴキブリはゴキブリ駆除用品に騙されない 2013年05月27日
リモコンで自由自在に操れる「甲虫」--カリフォルニア大が披露 2009年02月02日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事