6日の中国本土市場概況:上海総合指数は小幅高、政策期待が支えに

2014年11月6日 17:22

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記事提供元:フィスコ


*17:22JST 6日の中国本土市場概況:上海総合指数は小幅高、政策期待が支えに

6日の中国本土市場は上昇。主要指標の上海総合指数は、前日比6.61ポイント高(+0.27%)の2425.86ポイントと反発した。上海A株指数は6.98ポイント高(+0.28%)の2540.08ポイント。一方、外貨建てB株相場は下落。上海B株指数が0.67ポイント安(-0.26%)の261.09ポイント、深センB株指数が13.72ポイント安(-1.42%)の954.31ポイントで引けた。

もみ合いのなかで上昇する展開。政策期待が支えとなった。国家発展改革委員会が5日、新規の鉄道プロジェクト7件に2000億人民元を投じる方針を発表するなど、当局による景気テコ入れの動きが好感されている。これを受けて、インフラ関連株が急伸。交通インフラ整備の中国交通建設(601800/SH)がストップ高で引けた。

このほか、IT関連株も上げが目立つ。システム開発の用友軟件(600588/SH)が4.7%上昇した。国務院が5日に開催した常務会議で、国産ソフトウエアの保護・育成に注力する方針を示したことが手がかりになっている。メディア関連株や消費関連株、医薬関連株なども物色された。《KO》

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