音質劣化をウリにしたヘッドホンアンプ

2014年10月30日 20:45

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 「高音質」「音質劣化なし」「原音再生」などを売りにするオーディオ機器が多い中、「音質劣化」をアピールするヘッドホンアンプが登場した(AKIBA PC Hotline!)。

 このヘッドホンアンプは、ちょうど今日(10月29日)から26年前に発売されたセガのメガドライブで使われていたオーディオアンプIC「CXA1034P」を使用しており、「メガドライブの音質」を再現できるという。アピールポイントも以下のようにユニークだ。

 「音質をレトロ風味に劣化させる」「カセットテープ風味の音質」「無音時でも相応のホワイトノイズが乗る」「音がこもる!ひずむ!われる!遮断周波数 2.4kHz」

 「メガドライブ相当」のコンデンサや抵抗を採用した「レトロ版」と通常版があり、それぞれパーツのみのキットが3,300円、完成品が4,300円。専用のケースも1,000円で販売される。以前「FM音源チップが手に入るガチャガチャ「FM音源伝説」」で話題になった、秋葉原・ラジオデパート内の「家電のケンちゃん」で販売中とのこと。

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