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東大、立体的に培養した骨格筋細胞を使って人工関節を製作することに成功
東京大学の竹内昌治教授らによる研究グループは、骨格筋細胞を立体的に培養したものを伸筋と屈筋にすることで長時間駆動できる人工関節を開発することに成功した。写真:研究グループの発表資料より[写真拡大]
東京大学の竹内昌治教授らによる研究グループは、骨格筋細胞を立体的に培養したものを伸筋と屈筋にすることで長時間駆動できる人工関節を開発することに成功した。
従来の筋肉の立体組織培養では、単一の組織を培養する方法が主流であり、短時間で組織が硬直して収縮できなくなるという課題があった。
今回の研究では、骨格筋細胞を立体的に培養し、同等の収縮能を持つ筋肉組織を2つ向かい合わせて取り付けることで、筋肉の硬直を防ぎながら長時間収縮できるようにした。
今後は、動物を使わない薬物試験や運動モデルへの応用、そして神経を繋ぐことによる駆動の実現が期待されている。
なお、この内容は10月26日より米国で開催されるMicroTAS国際会議で発表される。
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