FTDI、クローンチップを動作しないようにするドライバーをWindows Updateから削除

2014年10月25日 12:57

印刷

記事提供元:スラド

本家/.「FTDI Removes Driver From Windows Update That Bricked Cloned Chips」より 先日、Windows Updateで配布されたFTDIのUSB-シリアル変換チップ用のドライバーがクローン品のプロダクトIDを書き換え、動作しないようにしてしまうことが話題となった。FTDIでは意図した動作であることを明らかにしているが、結局Windows Updateでのドライバー配布を中止したそうだ。FTDIのブログでCEOのFred Dart氏は、「その場で更新されてしまうことを避けるため、最近リリースしたドライバーをWindows Updateから削除した。このドライバーは現在更新作業中で、来週リリースする予定だ。非正規品への対応を変えることはないが、エンドユーザーのハードウェアに直接影響を与えない方法で行うことになる」と述べている。この対応は、潜在的に悪意のあるドライバーソフトウェアを配布することの影響についてMicrosoftのエンジニアらと話し合った結果とみられる。

ハードウェア設計者は、この件についてどう思われるだろう。引き続き製品にFTDIのチップを使い続けるだろうか。同様の機能を実現可能な代替品としては、どのようなものがあるだろうか。

 スラッシュドットのコメントを読む | ハードウェアセクション | ハードウェア | スラッシュバック

 関連ストーリー:
FTDIのUSBシリアルドライバに模造品対策機能が搭載される? 2014年10月23日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事