22日の香港市場概況:上昇、海外株高を好感

2014年10月22日 18:55

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記事提供元:フィスコ


*18:55JST 22日の香港市場概況:上昇、海外株高を好感

22日の香港市場は上昇。主要50銘柄で構成されるハンセン指数は前日比315.39ポイント高(+1.37%)の23403.97で取引終了。欧米、日本の株高や電力会社、華能国際電力の決算数字が予想を上回ったことなどが好感されたようだ。一部の投資家は欧州中央銀行(ECB)が近く、債券購入など追加の金融緩和に踏み切る可能性があることを理由に金融緩和の影響を受けるセクターを注目している。

幅広い銘柄が物色され、ハンセン指数の構成銘柄90%が上昇した。航空大手の国泰航空(293/HK)、インターネット・ポータルサイト最大手の騰訊HD(700/HK)、石油グループ大手の中国石油天然気(857/HK)が堅調。テンセントについては、昨夜の米株市場で中国系ネット株が軒並み買われたことも刺激材料になっているようだ。時価総額上位の金融株も総じて上昇した。

海運株もしっかり。太平洋航運集団(2343/HK)、中海発展(1138/HK)の上げが目立った。《KO》

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