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【今日の言葉】年末相場に向け政治が頭押える心配
『年末相場に向け政治が頭押える心配』=女性大臣が2人、辞任した。アベノミクス第2章の目玉として女性閣僚を採用し女性が活躍する社会を目指す姿勢を打ち出したが、逆に、足を引っ張る結果となった。しかも、まだ他の閣僚も野党から追求を受けている。
マーケットにとって心配なのは、「安倍内閣支持率」が低下しないだろうかということである。過去にも支持率が低下した場合の相場は上値を追うことが難しく、むしろ、下落となるケースが多い。さらに、気になるのは、女性大臣辞任のマイナスを取り返そうと拉致問題担当者を北朝鮮へ派遣することを急遽決めたことだ。拉致問題を進展させて支持率低下を防ぐ狙いとみられるが、相手はしたたかである。拉致問題がうまく行けばいいが、うまく行かないと逆に内閣支持率低下に追い討ちをかける心配も含んでいる。
今後、もしも内閣支持率が低下するようなら、9月にスタートしたアベノミクス第2章だけでなく、第1章も含めたアベノミクス全体がヒビ割れする懸念を含んでいる。とくに、消費税10%は難しくなってくる。まだ、今なら野党の足並みが強くないだけに選挙で国民に信を問うということがあるかもしれない。いずれにしても年末相場に向け政治が頭を押える心配が強まっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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