FC/SFC/MD/GB/GBAゲームをプレイできる互換ゲーム機「RetroN 5」にOSSライセンス違反疑惑

2014年10月1日 13:31

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記事提供元:スラド

insiderman 曰く、 NES(ファミコン)/SNES(スーパーファミコン)/Genesis(メガドライブ)/ゲームボーイカラー/ゲームボーイアドバンスのゲームをプレイできる互換ゲーム機「RetroN 5」において、オープンソースのエミュレータがそのライセンス規約に反する形で使われているという疑惑が出ている模様(Game*Spark)。

 オープンソースのエミュレータ関連ライブラリおよびそのフロントエンドを開発するRetroArchプロジェクトが明らかにしたもので、非商用でのみ利用が認められている「Genesis Plus GX」や「SNES9x Next」のコードに類似したコードがRetroN 5に含まれていたという。また、GPLv2やGPLv3のソフトウェア由来のものと思われるコードも含まれているが、それらについて一切RetroN 5側でのライセンス表記はない模様。

 いっぽうRetroN 5の開発元であるHyperkin側は、ソースコードを公開する意図はあったが迅速に実行できなかったと述べ、ソースコードをリリースしたこと、そして今後はHyperkinが独自に加えたパッチなどをアップストリームに還元することなどを声明で明らかにしている

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