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SB子会社Wireless City Planning、最大165Mbpsのキャリアアグリゲーションを導入
ソフトバンク100%子会社のWireless City Planningが9月から順次導入するキャリアアグリゲーションに対応したモバイルWi-Fiルーターの「Pocket WiFi SoftBank 303ZT」[写真拡大]
ソフトバンク100%子会社のWireless City Planningは29日、通信速度を高速化する技術であるキャリアアグリゲーションを9月から順次導入すると発表した。
キャリアアグリゲーションは、LTE-Advancedに利用される技術の一つで、複数の周波数帯を使って、データを分散して送受信することで通信速度を引き上げるというもの。同社では下り最大165Mbpsの通信速度を実現するとしている。導入されるエリアは、東京圏・名古屋圏・大阪圏からとなる。なお、一部エリアでは最大110Mbpsとなる。
対応する製品はソフトバンクモバイルが9月下旬以降に発売するモバイルWi-Fiルーターの「Pocket WiFi SoftBank 303ZT」および法人向けの「Pocket WiFi SoftBank 304ZT」(いずれもZTE製)。色はラピスブラックのみ。
本製品は、ソフトバンクモバイルのWi-Fiルーターでは初めて「SoftBank 4G LTE」に対応。また、2.5GHz帯の「SoftBank 4G」や1.7GHz帯のFDD-LTE、2.1GHz帯および900MHz帯の3G通信にも対応。2.4インチのタッチパネル式カラー液晶を搭載する。いずれもサイズは、幅117×奥行62×厚さ13.9(mm)、質量約150g。Wi-FiはIEEE 802.11 a / b / g / n / ac(2.4GHzおよび5GHz)に対応し、最大接続台数は14台。電池容量は2700mAhで、最大約9時間の通信が可能。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)
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