【銘柄フラッシュ】大泉製作所や日本コンベヤが急伸し熊谷組や鉄建は連日高値

2014年8月27日 16:43

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 27日は、米軍によるシリア限定空爆の可能性などが気にされてユーロ安・円高となり、前場堅調だったソニー<6758>(東1)は後場軟化したあと一進一退の0.1%高。ただ、空爆の可能性から資源株が動意づき、石油資源開発<1662>(東1)は1.4%高の戻り高値、日鉄鉱業<1515>(東1)は2.5%高となり年初来の高値を更新。ルネサスエレクトロニクス<6723>(東1)は情報処理能力が従来比最大2倍の自動車用マイコンが言われて5.7%高の戻り高値、東亜ディーケーケー<6848>(東1)はPM2.5測定器を5割増産と伝えられて10.5%高の高値更新。

 大泉製作所<6618>(東マ)は温度センサーを独社採用を材料に昨日まで4日連続ストップ高となり本日は制限値幅が拡大されて38.2%ストップ高。アクロディア<3823>(東マ)はサッカーゲームの配信をコロプラ<3668>(東1)のプラットフォームで配信とされて21.2%高。横田製作所<6248>(JQS)は広島本社のポンプ、バルブ会社のため24.3%高となった。

 建設株が軒並み高となり、リニア新幹線の工費増加報道を受け、熊谷組<1861>(東1)は5.6%高の高値更新となり売買代金トップ、鉄建<1815>(東1)も一時2.3%高の高値更新となり売買代金3位の活況。

 東証1部の値上がり率1位は日本コンベヤ<6375>(東1)の27.5%ストップ高となりリニア新幹線の工費増加報道などを材料に高値更新、2位は芦森工業<3526>(東1)の18.9%高となり排水用ホースなどの特需が言われて戻り高値、3位は日本エム・ディ・エム<7600>(東1)の15.6%高となり業績回復を投影する段階とされ2ヵ月ぶりに高値を更新した。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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