京大、網膜色素変性の進行を抑制する物質を発見

2014年8月17日 23:16

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細胞保護効果の明らかになったKUS化合物、KUS121(左)とKUS187(右)の構造式(京都大学の発表資料より)

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 京都大学の垣塚彰教授・池田華子准教授らによる研究グループは、網膜色素変性の進行を抑制する効果を持つ物質を発見することに成功した。

 網膜色素変性は、日本の患者数が1万6,000人~3万2,000人に上り、中途失明の第3位となっているが、これまでは進行を抑制する根本的な治療法が確立されていなかった。

 今回の研究では、VCP蛋白質のATP消費を抑制する化合物を探索し、網膜色素変性モデルであるrd10マウスに投与したところ、視細胞層の菲薄化が抑制されることが明らかになった。

 研究メンバーは、「医薬品品質での製剤化、GLPレベルでの動物での安全性試験を実施後、短期間で神経保護効果の判定ができる眼難治疾患を対象とした、臨床研究を数年内に開始する計画です」とコメントしている。

 なお、この内容は「Scientific Reports」電子版(英国時間8月6日)に掲載された。

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