米株式:「FOMCや米雇用統計控えて動意に乏しい展開か」

2014年7月29日 20:19

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記事提供元:フィスコ


*20:19JST 米株式:「FOMCや米雇用統計控えて動意に乏しい展開か」
29日のニューヨーク株式市場は、連邦公開市場委員会(FOMC)や雇用統計などのイベントを控えて、膠着感の強い相場展開が予想される。


NYダウは25日線での攻防をみせており、これまで同様、早い段階でクリしてこないと利食いの流れが強まる可能性がある。
また、経済指標ではS&P/ケース・シラー住宅価格指数が予定されている。最近は新築住宅販売が予想以上に落ち込むなど、住宅関連指標に弱いものが目立っており、上値の重しとなる可能性もありそう。


そのほか、米国と欧州連合(EU)は週内にも一段と厳しい対ロシア制裁に踏み切る方針と、米当局者が明らかにしている。これとは別に、EU各国政府は、資産凍結と渡航禁止の対象者リストにプーチン大統領の実業界の協力者を追加することで合意したと報じられており、こちらも手控え要因になろう。《MY》

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