ファッション産業で働く女性を支援する「ウィメンズ・エンパワメント・イン・ファッション」(プロジェクトWEF) キックオフ・シンポジウムを開催

2014年7月26日 19:40

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記事提供元:アパレルウェブ

 7月22日(火)、東京・渋谷の東京ウィメンズプラザにおいて、ファッション産業で働く女性の活躍支援を目的とする一般社団法人「ウィメンズ・エンパワメント・イン・ファッション」(呼称:プロジェクトWEF、以下WEF)のキックオフ・シンポジウムイベントが開催された。


会場の様子

 「女性のエンパワメントで、ファッションと社会を変える」をミッションに掲げるWEF。イベントの冒頭、会長を務める尾原蓉子氏からWEF設立の挨拶と趣旨の説明が行われた。挨拶の中で尾原氏は「女性管理職を増やすのではなく、女性が様々な場面でリーダシップをとる…チームを束ね、新しいことに率先して取り組んでいくような環境を作ることが目標。ファッション関連産業分野(※)に特化し、発起人や企業会員という形で経営層を巻き込んでプロジェクトを進めていきたい」と語った。

※ビューティ等も含む、広義のライフスタイル産業全体を指す


尾原蓉子WEF会長

 挨拶に続いて行われた基調講演には、髙島屋代表取締役専務を務める肥塚見春氏が登壇。「女性のエンパワメントで、社会を変える」をテーマに、髙島屋入社から各店・各ポジションでにおける自身の経験を振り返りながら講演を行った。その後、オンワード樫山執行役員の上野恵子氏、エシカルジュエリーブランド「HASUNA」社長の白木夏子氏、経産省経済社会政策室長の坂本里和氏によるパネル・プレゼンテーション(コーディネーター:WEF理事 生駒芳子氏)が行われ、それぞれの経験・立場から「女性のパワーとその可能性」についてプレゼンテーションおよびディスカッションが行われた。また、閉会後には参加者と講師陣のネットワーキング懇親会も開催される等、盛りだくさんのキックオフ・シンポジウムとなった。


髙島屋代表取締役専務 肥塚見春氏


オンワード樫山執行役員 上野恵子氏、経産省経済社会政策室長 坂本里和氏、
エシカルジュエリーブランド「HASUNA」社長 白木夏子氏


ネットワーキング懇親会の様子

 WEFでは、今後もこうした公開シンポジウム/セミナーを開催する予定。9月24日(水)には第二回となる公開シンポジウムを開催する(厚生労働省 事務次官 村木厚子氏が登壇)。また、会員企業・個人会員向けのセミナーやネットワーキング等も予定されている。

▼ WEF公式サイト(入会申し込みはこちらから)
http://www.wef-japan.org

※この記事はアパレルウェブより提供を受けて配信しています。

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