日産、秋に発売予定の「ノートNISMO」を初公開

2014年7月24日 10:40

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日産自動車は今秋発売予定の「ノート NISMO」を初公開した。

日産自動車は今秋発売予定の「ノート NISMO」を初公開した。[写真拡大]

  • 日産自動車は今秋発売予定の「ノート NISMO」を初公開した。
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 23日、日産自動車は今秋発売予定の「ノート NISMO」を初公開した。

 このNISMOブランドは2013年2月に発売した「ジュークNISMO」のほか、「マーチNISMO」「フェアレディZ NISMO」「NISSAN GT-R NISMO」など、コンパクトカーやSUV・スポーツカーといった幅広いラインナップを行っている。

 今回公開した同モデルはNISMOシリーズ第5弾。モータースポーツファンやスポーツドライビング志向のユーザーだけではなく、クルマ好きというユーザーも対象とし、「NISMO」「NISMO S」の2グレードを設定した。

 前者はスポーティなデザインや走りを好み、かつ低燃費を両立させたいユーザーを狙い、後者はスポーツドライビング志向のユーザーをターゲットにしている。

 ニスモビジネスオフィスのチーフ・プロダクト・スペシャリスト田村宏志氏は、「"もっとどこまでも走り続けたくなるようなクルマ"を最大のコンセプトとして企画しました。コンパクトなクルマに上質なパフォーマンスを織り込むことで、NISMOはユーザーのドライビングライフを1グレードアップいたします」とコメントした。

 また、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル代表取締役社長兼CEOの宮谷正一氏は、「NISMOは創立30周年を迎え、今後、ロードカーラインナップをさらに拡充していく計画です。本日公開するノートはある意味で、NISMOロードカーを象徴するモデルと言えます。NISMOのDNAであるモータースポーツと最量販車種ノートの出会いは、『今までなかったワクワク』をより多くのお客さまにお届けする、NISMOの役割とまさに合致するからです。ノートNISMOを通して、NISMOファンの皆様に加え、新たなお客さまにNISMOスピリットを体感していただけることを期待しています」と話した。

 同モデルはNISMOがモータースポーツ活動で培ってきた技術を投入し、パワートレイン・車体・タイヤ・サスペンション・空力などをトータルチューニングすることで、バランスの取れた運動性能を実現している。さらに、NISMO Sには専用チューンを施したエンジンに、5速マニュアルトランスミッションを組み合わせ、低速からの力強いトルクとマニュアルならではの高い操作自由度を実現。完成車メーカーのファクトリーチューンならではの強化したボディ剛性と、スムーズなエンジンパフォーマンスが、心地よいドライビングの提供を可能にしている。

 エクステリアではNISMO専用エンブレムに加え、専用のフロントグリル・フロントパンパー・サイドシルプロテクター・リヤバンパー・ルーフスポイラー・NISMOレッドの電動格納式リモコンカラードドアミラーを装備。

 インテリアでは専用のスポーツシートを「NISMO S」に標準装備、「NISMO」にメーカーオプション設定とした。また、「NISMO S」には日産とRECARO社が共同開発したNISMO専用チューニングを施した「RECARO製スポーツシート」をメーカーオプションで設定する予定だ。

 同日、「フェアレディZ NISMO」をマイナーチェンジしたほか、今秋には「ジューク NISMO」の新グレード「NISMO RS」を発売する予定であることが、同時発表されている。(記事:松平智敬・記事一覧を見る

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