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フォルクスワーゲン、ポロなど3車種で合計3.6万台のリコール
フォルクスワーゲンは2010年2月から2012年8月までに製造したポロ及びクロスポロの内、3万6,706台についてリコールを届け出た。[写真拡大]
18日、フォルクスワーゲンは2010年2月から2012年8月までに製造したポロ及びクロスポロの内、3万6,706台についてリコールを届け出た。
両モデルは同社の中核のコンパクトカーで、女性ユーザーが多いことからもわかるように、取り回しの良さに人気がある。1975年から販売が開始されているロングセラー。現在は5代目に当たり、2010年には欧州・世界の両方で、カーオブザイヤーを受賞するなど、内外の評価は高い。クロスポロはポロにSUVテイストを加えたタイプだ。
今回のリコール対象車両の通称名はポロ1.4/63kw・ポロ1.2/77kw・クロスポロ1.2/77kwの3車種。
発生している問題点は、燃料タンクに燃料ポンプを固定しているユニオンナットにおいて、正規品より寸法の大きなものが汲みつけられた車両があるということ。そのため、タンクの内圧変化などによって燃料タンクとユニオンナットの嵌合部に緩みが生じ、燃料が漏れる恐れがあるという。
なお、このリコールは市場からの技術情報により発覚したもので、不具合件数は39件が確認されているが事故には至っていない。
対象車両はすべてユニオンナットを正規の良品に交換する。
ユーザーにはダイレクトメール・電話・電子メールで通知される。(記事:松平智敬・記事一覧を見る)
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