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オリンパス:欧州のバイオロジクス子会社を解散へ、売却交渉が成立せず
記事提供元:さくらフィナンシャルニュース
【4月18日、さくらフィナンシャルニュース=東京】オリンパス(東1:7733)は17日、骨形成タンパク質などのバイオマテリアル製品を販売する子会社オリンパス・バイオテック・インターナショナル(本社:アイルランド・リムリック州、以下「OBI」)を解散すると発表した。
同社では、2月28日にバイオロジクス事業からの撤退を発表し、アメリカで同事業を手がけていた子会社については解散を発表していた。OBIについては、この時点では「現ビジネスの継続を前提とした相手先候補との売却交渉を継続中」としていたが、交渉が成立に至らなかったため、解散の手続きに入ることを決めた。
なお、欧州における事業活動の終息を円滑に実施するため、当面はOBIを解散せず、必要な処理が完了次第、解散の手続きを行う予定で、2017年頃には清算する予定。
なお、オリンパスは、OBIの解散にともなう損失額について現在精査中としているものの、 事業撤退にともなう特別損失の概算額(150億円から190億円)には、本件による損失が含まれているという。また、本件が同社の業績に与える影響については現在精査中で、現時点で2014年3月期の連結業績予想に変更はない。【了】
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※この記事はSakura Financial Newsより提供を受けて配信しています。
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