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スマホを使って韓国でお買いもの KDDIがプリペイド式電子マネーサービス開始
KDDI<9433>は26日、2014年3月28日より、韓国のeB Card CorporationおよびSBI AXES株式会社と、韓国で提供中のNFCを活用したプリペイド式電子マネー「モバイルcashbee (キャッシュビー)」をauスマートフォン向けに提供開始すると発表した。
「モバイルcashbee」は、ISO(国際標準化機構)で規定された国際標準の近接型無線通信方式であるNFC方式対応スマートフォン向けのプリペイド式電子マネーサービス。あらかじめ住信SBIネット銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行の口座から電子マネーをチャージ(別途手数料が必要)したスマートフォンをタッチするだけで簡単に電子決済ができる。韓国国内では、eB Card社から2010年12月より提供が開始され、ロッテグループのデパートやコンビニ、タクシー、地下鉄、バスなど全国約7万店舗に導入されている。約500万人(2013年5月現在)に利用されているという。
JTB総合研究所の調べでは、日本から韓国へは年間300万人以上が、観光やビジネスを目的として訪れているという。今回、NFCを搭載したauスマートフォンに「モバイルcashbee」が対応することによって、韓国を訪問するauのユーザーが、このサービスを「おサイフケータイ」のように便利に利用することが可能となる。また、「モバイルcashbee」では電子マネーサービスだけでなく、旅行の際に便利な空港リムジンバス時刻表、地下鉄路線図や韓国ロッテグループの店で利用できるクーポンの提供も行う。「モバイルcashbee」の地下鉄、バスなどの一部交通機関での利用は2014年秋以降を予定している。
さらに、KDDIは、2014年2月25日に台湾の中華電信、香港のHong Kong Telecommunicationおよび韓国のSK Planetと「ASIA NFCアライアンス」を設立した。携帯通信事業者の世界的な業界団体であるGSMA賛同のもと、ISOで規定された国際標準の近接型無線通信方式「モバイルNFC」対応サービスの普及・拡大を目的としたもの。今後とも国内外問わず、より便利にスマートフォンを利用できるようNFC市場の活性化およびNFCサービスの普及・拡大に努めるとしている。(編集担当:慶尾六郎)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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