世界の「経済自由度」ランキング:香港は20年連続の首位、中国本土は137位

2014年1月14日 14:29

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記事提供元:フィスコ


*14:29JST 世界の「経済自由度」ランキング:香港は20年連続の首位、中国本土は137位
米シンクタンクのヘリテージ財団と米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」はこのほど、2014年度の「グローバル経済自由度指数」を発表した。それによると、世界で最も自由な経済システムを持つ国・地域には香港が選ばれ、20年連続でランキング首位を維持した。

香港の総合得点は100点満点中90.1点となり、前年比で0.8ポイント上昇した。基準となる10項目のうち、「ビジネスの自由度」や「貿易の自由度」で90点以上の高得点を獲得し、世界首位となった。

一方、中国は前年より0.6ポイント高い52.5点となったが、順位は137位に低下した(前年は136位)。「投資の自由度」で加点したものの、その得点は30点と世界平均の54.9点を依然として大きく下回っている。

なお、2位から5位には、シンガポール、オーストラリア、スイス、ニュージーランドが並んだ。日本は25位。調査対象となった178カ国・地域の平均点は60.3点だった。《NT》

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