テクノスジャパン ビッグデータ分析に積極投資、顧客ニーズにいち早く対応できる体制を整備

2013年11月18日 18:27

印刷

記事提供元:フィスコ


*18:27JST テクノスジャパン---ビッグデータ分析に積極投資、顧客ニーズにいち早く対応できる体制を整備
下記のとおり修正します。
(誤)
(正)


テクノスジャパン<3666>は、主力のERP(統合基幹業務システム)導入支援に続く新分野として「ビッグデータ分析」への積極的な投資を進めている。

同社は5月に米シリコンバレーで「テクノス・リサーチ・オブ・アメリカ」(TRA)を設立、9月より営業を始めたほか、10月には「テクノス・データ・サイエンス・マーケティング」(TDSM)を設立している。

また、一部報道によるとTRAでは、ビッグデータ分析の本場である米国において、データ分析の専門家「データサイエンティスト」を採用したり、ビッグデータ関連の新技術をキャッチしてTDSMに供給していく。また、TDSMでは、社員の半数をデータサイエンティストとして採用したほか、大学時代に統計学を学んだ若手技術者をTDSMに出向させた。これらにより、大量のデータを高速に分析する技術や、統計学に基づいた分析ノウハウを社内に蓄積していくとともに、ビッグデータ分析ビジネス市場へ本格的に参入する。

これにより、主力のERP導入支援で培ったコンサルティング能力や、経営分析ソフト「BI(ビジネス・インテリジェンス)」で培った経営分析のノウハウに、TRAやTDSMによるビッグデータ分析のノウハウが加わる。大量データによって変化しつつある情報系分析を新技術を用いて、顧客ニーズにいち早く高い水準で対応できる体制を整えた格好であろう。《FA》

関連記事