ヤフーら3社、違法・有害情報の排除に取り組む「セーファーインターネット協会」を設立

2013年11月11日 12:11

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 ヤフー、アルプス システム インテグレーション、ピットクルーの3社は8日、インターネット上の違法・有害情報の排除に努め、適切利用を推進する一般社団法人「セーファーインターネット協会」(Safer Internet Association:SIA)を設立し、有害情報の削除要請や警察への通報を行なうSafe Line事業を11日に開始すると発表した。

 3社によると、Safe Line事業は、インターネット利用者からの連絡等をきっかけとして、問題のある情報の管理者に対して削除を促したり、警察への通報を行う取組み。また、それらの対処を通じて得たデータや知見を基に、表現の自由に配意しつつ、中長期的視座に立った違法・有害情報排除施策を検討・実施していくという。

 設立の経緯について3社は、これまでフィルタリングサービスを提供したり、学校裏サイトの監視業務を請け負ってきた立場から、現在の状況を改善するためには、民間の自由な発想と分析力をもって各種課題にあたっていく努力が欠かせないと考え、SIAを共同で立ち上げ、アドバイザリーボードの有識者委員の意見を拝聴しつつ、また関連省庁とも必要な協力をして、対策を推進していくことにしたと説明している。

 SIAには、Yahoo! JAPANをはじめとした正会員のほか、賛助会員として、ミクシィ、グリーが参加する。現在も引き続き、大手のインターネット企業各社及び、関係事業者団体に参加を呼び掛けており、順次、民間の自主努力の輪を広げていく予定という。

 アドバイザリーボードは、委員長が東京工業大学名誉教授の清水康敬氏、委員が東京大学大学院法学政治学研究科 教授の宍戸常寿氏、京都大学大学院法学研究科 教授の曽我部真裕氏、山崎法律事務所弁護士の長瀬貴志氏の3名。

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