副資材の「ナクシス」　ICタグを活用した展示会サポート・プレス貸出管理サービスを開始

2013年10月16日 16:30

　アパレル副資材製造・販売のナクシス（京都府京都市、山中章弘社長）は、NFC（近距離無線通信技術）を活用した新サービスを開始した。

　これまで同社は展示会でサービスの紹介をしてきたが、今季から展示会を、「ブランドサポーターカンファレンス」という名で開催。O2Oを強化し、よりブランドと密接な関係を築いていく。

　
ICタグの資料例。商品タグやポスターにも
タグを埋め込み、様々な活用ができる

　10月15日に行われた記者発表会では２つの新サービスが紹介された。

　１つは、プレスルームの貸し出し業務をサポートする「タップコード（Tapcode）」。NFC対応のスマートフォン、タブレット端末を使用し、管理の作業コストを軽減するサービスだ。
　いつ、誰が、何を、どこで貸し出ししたか？商品が今どこにあるか？を全て管理画面で確認することができ、商品の情報をCSVファイルで出力し、伝票を作成することもできる。

タップコードの管理画面。
スマートフォンなどのカメラ機能を使えば、簡単に商品登録が可能。

　もう１つは、展示会業務をサポートする「プレビューズ（PREVIEWS）」。こちらもNFC対応の端末を使用したサービスで、商品の登録・管理、接客時の対応やオーダー処理・集計などを行うことができる。
　展示会の開催前から、期間中、そして開催後のフォローまで、プレビューズの環境で一括で管理することができる。

プレビューズの管理画面。
商品を一覧で管理することができる。