2020東京五輪の経済効果について再考する

2013年9月20日 14:03

小

中

大

印刷

記事提供元:フィスコ


*14:03JST 2020東京五輪の経済効果について再考する
東京でオリンピックが開催されると、2013年-2020年における経済波及効果は約3兆円とされているが、インフラ整備の前倒しなどにより、100兆円を超えると指摘する専門家もいる。東京都は、関連施設の建設など直接的な経済効果を約3兆円としているが、これは長野オリンピックを下回る数字だそうだ。

首都高速道路など老朽化したインフラの整備を前倒しすることで、数十兆円規模の経済効果が期待されている。また、観光産業の成長やスポーツ人口の増加などの潜在的な効果も合わせると、総額150兆円規模を超えるとの意見もある。

ただし、あらゆる投資や歳出は原資を確保することが必要不可欠である。インフラ整備の前倒しを実行するとしても、財源はおそらく国債であり、債務を増やすことである。それゆえに100兆円規模の経済効果が生まれるとすれば、債務もほぼ同じ規模で増える可能性が高い。資金調達は全て国内で済ますことは最低条件だが、これが難しくなった場合、日本の資本市場は大変不安定な状態に置かれる可能性がある。それを避けるために大増税を強行する。そのような展開にならないことを祈るだけだ。2020年開催の東京五輪の各種競技の観戦チケットはとてつもない金額になっているかもしれない。《MK》

関連する記事

「マーケット」の写真ニュース

マーケットの最新ニュース

RSS

もっと見る

主要ニュース

RSS

もっと見る

広告

SNSツール

RSS

facebook

zaikeishimbun

いいね!

twitter

@zaikei_market

フォロー

google+

Hatena

広告

ピックアップ 注目ニュース