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実現の可能性が高まりつつある公共空間での顔認識監視システム
記事提供元:スラド
taraiok 曰く、 アメリカ政府は、群衆をスキャンして自動的に顔認識を行うことのできる監視システムの開発を進めている。政府が新たに開示した文書やプロジェクトに取り組んでいる研究者へのインタビューで判明した。このシステムは「通称BOSS(Biometric Optical Surveillance System 生体光学監視システム)と呼ばれ、ビデオカメラとコンピュータをセットにしたもの。国土安全保障省が2年かけて開発している(NYTimes、本家/.)。
BOSSは、大統領就任パレードのような注目の高いイベントでテロ容疑者を捜す、タイムズスクエアのような場所で犯罪者を探す、カジノでのカード詐欺を見つけるといった用途に使用できるとしている。BOSSはまだ未完成だが、研究者によれば、開発は確実に進んでいるという。しかし、Facebookの顔写真のような静止画のマッチング精度は高まってきているものの、遠くから群衆をスキャンして顔認識処理を行うのはまだ処理時間が遅く、まだまだ信頼できないとしている。
プライバシー擁護派は、システムを使うタイミングや監視ルール、利用法に制約を設けるべきだと警告している。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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