テラモーターズ、世界初のスマホとつながる電動バイクを発表

2013年7月10日 22:22

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世界初のスマホとつながる電動バイクを発表(画像:テラモーターズ)

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 電動バイクの開発・製造・販売を行うテラモーターズ株式会社(本社:東京都渋谷区)は10日、スマートフォンとつながる機能を搭載した電動バイク「A4000i」「A4000」を発表した。

 これまでスマートフォンが搭載できる電動バイクは、欧米メーカーのコンセプトモデルとしては存在したものの、実製品として量産を開始するのは世界で初めてとなる。スマートフォンとの連携により、今まで「走る・止まる・曲がる」の機能に限られていたスクーターの分野において新しいサービスの提供が可能となり、既存のガソリンスクーターとは異なる土俵において製品の普及を図っていく。アジアを中心として2015年末までに全世界で10万台の販売を目標とし、販売を進めていく。

 同製品の特徴は、世界で初となるスマホとつながる量産式電動バイクであること。今回発表されたアプリケーションでは、走行時の電力消費、バッテリー残量、また走行時の各種データについて、スマ-トフォンを通じてクラウドデータベースに上げることが可能となる。なお、これは「A4000i」のみの機能で、iPhoneシリーズのみの対応となっている。

 また、同製品はオリジナルのリチウムバッテリーを搭載し、東南アジアで普及する中国製などの電動バイクのバッテリーの約5倍にあたる、走行距離約5万キロの長寿命を実現した。さらに、従来の電動バイクのバッテリーと異なり、簡単に取り外すことができるため、充電設備のないマンションなどに住んでいる場合も、家庭の100Vコンセントで充電することが可能となった。

 加えて、日本製品の開発に向けて2年前から東南アジアに駐在員を配置し、アジアの人々の乗り方を徹底的に研究。また、完全日本設計の開発により、走行テストを繰り返し、品質と耐久性に徹底的にこだわった。その結果、アジアの凸凹道、2人乗りや業務用などの用途にも耐えられる製品品質を実現した。

 電動バイクの特性の一つである加速の良さを追求し、急な坂道や二人乗り時でもパワフルな走りが可能となった。最高速度65km/h、登坂能力15度、定置走行65kmを実現し、今までの電動バイクにはない乗り心地を味わうことができる。

 燃費は、従来のガソリンバイクと比較して1/10となる。例えば、同製品で毎日20km、5年間走行した場合、同クラスのガソリンスクーターと比較して約11万円のコストダウンが可能となる。

 また、今回、スマートフォンとの連携により、中長期的には新興国においてビックデータを解析し、各種ビジネスに応用していくことを狙いとしている。

 ビッグデータのなかでも最も価値があるといわれているのは位置情報。ユーザーが、いつ、どこで、何をしているかを収集・分析することで、パーソナライズされた広告をはじめ、toB、toC向けに魅力ある様々なサービスを提供することが可能となる。

 自動車の領域では、従前より自動車メーカーが通信機能付きカーナビによってサービスを提供してきたが、近年においてはGoogleやAppleという企業が自動車を次の有望領域と捉え、先進国での自動車の位置情報の取得に攻め込んできている。

 一方、東南アジアの新興国ではスマートフォンが急速に普及する一方、移動手段はバイクが主であり、位置情報を収集・分析し、サービスを提供する企業はまだほとんど出てきていないという。そこで、テラモーターズは世界で初めてスマホ連携機能を持たせた電動バイクを市場投入し、まだどのICTプレイヤーも取り込めていないアジア新興国での位置情報=ビッグデータを収集していく。このビッグデータを活用し、国内外のサードパーティーとの協業も視野にいれながら、アジアの新興国において今後様々なサービスを提供していく方針。

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