KDDI、ベトナムに国際通信ネットワークの運用保守センターを開設

2013年6月26日 19:09

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ホーチミンオペレーションセンター内の様子(写真:KDDI)

ホーチミンオペレーションセンター内の様子(写真:KDDI)[写真拡大]

 KDDIは26日、2013年7月1日に、KDDIグローバルネットワークの運用センターとして、ベトナム現地法人KDDIベトナムの配下に「ホーチミン・グローバルネットワークオぺレーションセンター」(以下、ホーチミンGNOC)を開設すると発表した。

 ホーチミンGNOCでは、東南アジア地域との国際通信ネットワークの運用保守業務を24時間365日体制で行う。東南アジアの周辺諸国と地理的に近い場所に運用センターを設置することで、各国通信事業者との定期会合の実施など直接的なコミュニケーションの機会を増やし、かつ、地域の通信事情に精通したIT知識の高いローカル人材を活用し、緊密な情報共有と連携強化により更なる高品質なグローバルネットワークサービスを提供する。

 ベトナムは近年の急速な経済発展を背景に日系企業の進出が拡大している。さらに、英語やIT等の専門知識を有する人材が豊富なため、今後ICT分野も大きな成長が期待されている。

 ホーチミンGNOCでは当初50人規模の現地スタッフを採用し、業務規模に応じて順次拡大することで現地の雇用に貢献するとともに、高品質なICTサービスの提供を通じてベトナムを始めとする東南アジア地域の更なる発展に寄与していく。

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