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伊藤忠、欧韓企業とトルコで製油所建設へ
伊藤忠商事は20日、同社とスペインのTechnicas Reunidas、イタリアのSaipem、韓国のGS Engineering & Constructionで構成されるコンソーシアムが、トルコSTAR Rafineri社より製油所の建設契約を受注し、5月20日にイスタンブールにて建設契約に調印したと発表した。
同プロジェクトはトルコ南西部に位置するAliaga市に年間精製能力1,000万トンの製油所を新たに建設するもの。国際コンソーシアムの受注金額は約40億ドル(約4100億円)で、2017年後半の完工を予定している。伊藤忠商事は国際コンソーシアムにおいて日本製品の調達及び一部の融資の組成を行う。
人口増加と経済発展を背景としてトルコでの石油製品需要は急速な伸びを見せており、これに伴って石油製品の輸入量も大きく増加している。同プロジェクトの実現によりトルコの石油製品輸入への依存度が低下することが期待される。また、建設予定地での雇用創出や周辺産業の発展を通じても、トルコ経済への貢献が期待される。
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